してますか？住所移転登記
自宅として購入したマンション。
それを売りに出す。
だいぶ前に引っ越しをして住民票も移転。
そんな場合、売るときに注意しておくことはなんでしょう。
住所変更の登記が必要
マンションが誰のものか、この権利を公的に証明しているもので「登記簿」というものがあります。
登記簿には、「どこの誰が所有者か」という情報が書いています。
その情報が変更された場合、登記の情報を変更するかしないかは任意です。
例えば住所だけでなく結婚して名前が変わる人、逆に離婚して変わる人もいます。
なかには相続があったけど登記していない、なんてことも。
よって、登記している情報が古くなっていることが多々あるのです。
これはそのまま持っておく場合はいいのですが、売って名義を変えるときにはちゃんと変えないといけないのです。
移転の流れが必要
この変更登記ですが、もし住所が二回変わったなら二回分の変更が必要になります。
そのために過去の住所記載の住民票を取ってくる必要があります。
流れが分からないと同一人物と分からないからです。
当然、この作業には司法書士に依頼し、その費用が掛かります。
いつやればいいの？
売りに出す前に事前にすることもできますが、多くの場合はもう契約して最後に残代金を受け取り引き渡しをするタイミングで同時に変更もかける場合が多いです。
実務的には、そのタイミングでやります。
実際同時にしますが、中の動きとしては
１、売主の住所変更
２、住所変更後、所有権移転
３、新所有者に移転
この流れです。
どのくらいの費用が掛かるの？
住所変更だけであれば1~2万円程度です。
多少前後はありますが、この程度です。
まとめ
このように、売るマンションにおいて住所が変わっている場合は登記変更が必要、でも実務上は売る前ではなく売却完了時にまとめて登記変更をおこなう。
そして、若干ですが費用も掛かることを知っておきましょう。
