第290回 値段交渉のノウハウ

マンション売却アドバイザー田中徹也

第290回 値段交渉のノウハウ

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね『値段交渉の方法』について話をしていきたいと思います。 基本的にですねマンションを売っていて値段交渉が出てくるというのはですね、買い手さんが現れて、その買い手さんの申込の金額が売り出していた値段よりも当然低いと。 ですから、その中のその差を埋めていく中での値段交渉というのが出てきます。 この値段交渉なんですけども、どうしても何千万円、何百万円以上の物件を扱うということで、ついつい疎かになりがちなんですね。 と言いますのは、例えばこの値段交渉を上手くすれば、それこそ数百万円単位という事も当然ある訳なんですけども。それが例えば10万円、20万円だったとしても、何千万円売る時の10万円、20万円だから「もうそれでいいよ。売っちゃってよ。」ってことになるかもしれないんですけども。 普段の日常生活の中での10万円、20万というのは相当大金ですよね。 しかし、この大金という感覚をどうしても不動産売買の時は忘れてしまって、ついついゆるい交渉をしてしまう。 結果としてですね、「10万円、20万円もうちょっと高く売れたんじゃないかな」なんて事になる訳ですね。そうならない為にも、まず皆さん知っておいてほしいのは20万円、10万円を簡単に勝ち取る方法なんですね。 これどうする事かということなんですけども、まずは皆さん不動産の売却、マンション売却ということは、不動産にご依頼してると思うんですね。 不動産屋さんからですね、「いやー、買いたい人が現れたんですけども、これぐらいの値段で買いたいって言ってきてるんですよ。」という話がある訳です。 この時にですね、出来るだけ強気で交渉を進めていくという事です。 と言いますのは、マンションを買いたいということで皆様のマンションに買いたいという申し出をでてきた人というのは、これまでに既に沢山のマンションを見てきて、その中でやっと欲しいマンションが出てきたから購入申込書を出してる訳ですね。 購入申込を出してということは、もう欲しいんですよ。 欲しくて欲しくてたまらないから購入申込書を出してるんですね。 ですから、例えば購入申込書に1200万円の物件に対して1100万円という購入申込書を書いてきたとしてもですね、それが1100万円にならなければ買わないって人はあまりいません。ですから、そういった意味でも強気の交渉をすることによって10万円、20万円を勝ち取ることができる訳ですねえ。 ですから、不動産屋さんに対してはですね「私の下限値としてはここまで下げてもいいですよ」ということをある程度最初に伝えておいて、それ以上に関しては上手く交渉してもらうようになげると。その時にも強気に交渉するってことなんですね。 これはですね、ほんと買い手さんの気持ちを考えて頂くとよく分かるんですけども、買う人としてもですね、これから間違いのない物件を買って自分が長いローンを払っていきたい訳ですよ。その為にもですね、自分の判断が間違ってなかったかという事の背中を後押しする為に値段交渉する訳ですね。 ですから、この値段交渉が10万円高い、20万円高いってことはさほど気になりません。それよりも、少しでも値段が下げれて買ったということが安心感につながることが多いので、是非皆さんマンション売る時のですね値段交渉は強気で応じてもらう。 そして、強気で応じることによって20万円、30万円高く売って頂いて満足いくですね、マンション売却をして頂きたいと思います。


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