第268回 マンションを売るさいに気をつけておきたい言葉

マンション売却アドバイザー田中徹也

第268回 マンションを売るさいに気をつけておきたい言葉

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね「マンション売却をする上での気をつけておきたい一言」についてお話をしていきたいと思います。 これはどういった物かと言うと、例えば皆様が家に住みながらそのマンションを売りに出した。するとですね、内覧にお客さんが来る訳ですけども、その時にお客さんに良かれと思って言った言葉がマイナス要因になったという事があるんですね。 例えば、どういう事かと言うと、これちょっと先日あった話なんですけども、あるワンルームのマンションを売りに出しました。ただ、そのお部屋というのはワンルームとは言っても元々2LDKぐらいある部屋だったんですね。 この間仕切りを取っ払って売りに出しました。 するとですね、それを見に来たお客さんがいたんですけども、持主さんがですね住んでまして、その内覧に来た方に対してですね「いやー、ここはですね元々日当たりがいいんですけども間仕切りがあった為、部屋が暗かったんですよ。ですから、ワンルームに取っ払ってしまって明るくして私住んでるんです。」って事を何度かお話したんですね。 で、その中でキーワード的に間仕切りがあった時に暗かったという事を何度か何度かお話してたんです。するとですね、その見に来た方からはお断りの電話が入ったんですね。 「見に行ったんですけども残念ながら今回はちょっとお断りしたいと思います」と。 そうなった時に私がですね聞きました。 「何故、このマンションが気に入らなかったのですか?」という事を聞いた時にお客さんは「いやー、凄くいいマンションだと思ったのですけども、私には広いから私は間仕切りをして住もうと思ったと。だけど、売主さんがもう間仕切りがあって暗い、間仕切りがあって暗かったって事を連呼されていたので非常にそこが気になったんですよ。」って事をですね回答として頂きました。 依ってですね、売主さんとすれば良かれと思って言った事が買主さんにとっての判断が非常に悪い物になってしまったという事になった訳ですね。この事からですね、皆様も知っといて頂きたいのは自分にとって良かれと思って買主さんに対して伝えた事が買主さんに対してはそのマンションを選ばない原因になってしまうって事もあるんです。 ですから、大事な事は伝えておかなきゃいけない事は買主さんに内覧の時にお話すればいいです。但し、その物件に対してデメリットになる可能性のある事は言わないこと。 これ絶対条件です。 お店でも例えば商品があった時に「いやー、この商品ですね、例えば飲むと凄く元気になります。ただね、味がねえー。」なんて事やっぱり言わない訳じゃないですか。 「飲むと健康になります」これだけでいい訳ですよ。 ですから、皆様のマンションを売りに出した時に買主さんが見に来た時はですねメリットを話す。そして、デメリットの部分に関しては、伝えなくちゃいけないポイントだけは伝えてあとは伝えなくていい。 これをですね、しっかりと心がけて気をつけて頂きたいと思います。


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