新築マンション契約したけど引き渡し前に売りたい話

マンション売却アドバイザー田中徹也

新築マンション契約したけど引き渡し前に売りたい話

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実はですね昨日ですねあるお客様から突然相談の電話が入りました。
この相談の内容というのがですね、非常に珍しい内容でして私も非常に興味深い内容でした。

お話してですね解決方法教えたんですけが、この話の内容これちょっと非常に珍しいパターンですので面白い内容だったので、皆様にお伝えしたいと思います。

昨日、頂きました質問はマンションを売りたいというご質問でした。

但し、その売る物件がちょっと変わっている。

と言うのはですね、新築の分譲マンションを買いました。契約をして手付金を払いました。
その後、自分が日本ではなく海外に住まなくてはいけなくなった為にこの買う契約をしているマンションをそのまま売ってほしいのですがというご質問でした。

実はこれ非常に難しい問題がありまして、この依頼主さんなんですけども新築マンションに手付金を払って契約をしているという事は契約はしてるんですが引き渡しを受けてないという事でまだ現実の所有者ではありません。

ですから、現実の所有者じゃない方が物件を売るというのはできない事はないんですよ。

できない事はないんですけども、なかなか一般の不動産屋さんはその物件を売却するのはですねちょっとですね、やっぱりちょっといろいろ問題があるということ言われる訳ですね。

そのお客さんが言ってたのは、結局新築で買って手付金も払ってるから今引き渡しを受ける前に
買主さんを先に見つけて売ってしまった方が損が少ないんじゃないかと思われた訳ですね。

しかしですね、よくよく話を聞いてみますと、どれぐらい人気のあるマンションか分かりませんし、とりあえず住まないその方が買った段階で次に売る時は築半年であろうが中古物件になる訳ですね。

1日でもそうですよ。
中古物件になります。

すると、やっぱりですね中古物件としての値段が出てくる訳ですね。
すると、思った値段では売れない。
私聞いたんですけども「手付金いくら払われてるんですか?」と言うとですね、200万円と言ったんですね。

物件買った価格は4千万円という事なんですよ。
となるとですね、私が言ったのは「もう手付金を放棄して契約をもう流して下さい。」と言いました。

これはですね、理由がありまして、じゃあ4千万円の物件をその方が買ってですね次に売る時には、売るには当然仲介手数料かかる訳ですよ。

その仲介手数料に120万ぐらいかかるんですね。

それと新築マンション買った時は修繕積立金の一時金とかですね、あと登記をする為の費用とか考えますとですね、軽く200万を超える費用がかかるんですよ。
じゃあ、最初から200万円以上かかる費用払うんだったら、もう手付金の200万円流した方がいんじゃないかなあって事をお話させて頂きました。

なかなかですね、珍しいパターンだと思いますけども売る物件まだ契約してて手に入ってない物件を売ろうという珍しいパターンの話だったので今日はこの話をさせて頂きました。



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