第140回 不動産屋さんの選び方 その3

マンション売却アドバイザー田中徹也

第140回 不動産屋さんの選び方 その3

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね、「電話1本で不動産屋さんの質を見極められる方法」これについてお話をしていきたいと思います。 まずですね、皆様が不動産売買をする時にどんな不動産屋さんにお願いしたいかと言えばですね、「やっぱり親身になって一生懸命動いてくれる」「一生懸命意見を言ってくれる」そういった不動産屋さんとお付き合いしたいと思うんですね。 であれば逆に考えれば、お客さんに対して一生懸命活動をしてくれる文化のある不動産屋さん。 そして、その文化の元に働いてる不動産屋さんの担当者、こういった人とお付き合いする事がですね結果として皆さんの不動産売買を成功させます。 ですから、皆様は不動産売買を成功する為の不動産屋さん選びのポイントとして、まずあなたの味方となって親身にお客さんの事を考えてくれる不動産屋さんを見つければいい訳ですね。 じゃあそれをどうやって見つけるのか? これの方法として今日は1つ「電話で見極める方法」についてお話をします。 それはですね、まず電話をかけまして、不動産屋さんが出ますよね。 その時に、「はい、春の○○フェアー開催中の○○不動産です。」と言った場合は、その不動産屋さんは断った方がいいです。 まあ電話を切ってもらったらいいと思います。 これ理由がありまして、何故そういう事を私が言うかと言うとお客さんというのは不動産を売りたい若しくは買いたいという事があるから不動産屋さんに電話をするんですね。 前通ったから、ちょっと気になったから電話をしましたという事はまずありません。 何らかのそういった必ず、不動産屋さんに電話する理由があって電話をしてくるんですね。 ですから、それを受け止める方としては、「はい、○○不動産です。」でいいんですよ。 それを理由があってかけてくるお客さんに対して、「はい、春の○○フェアー開催中の○○不動産です。」ということ言うって事はそこに宣伝をしてる訳ですね。 それも自分がかけた電話じゃないんですよ。 お客さんが時間とお金と不動産屋さんにドキドキしながらかけてくる電話の時に一発目に自分とこの宣伝を入れる。 これがですね、どういう文化かと言うのはもうこれ以上言わなくても皆さん分かると思いますけども、お客さんの事を考えてればそういう風な事は考えつかないはずです。 だから、ご自分で電話して頂いてですね、「はい、春の○○フェアー開催中の○○不動産です。」という事を言う不動産屋さんは、まずはお客さんの事を分かってない。 大体、CM広告というのは来てくれる人にするんじゃないんですよ。 CMをして来てもらうのに、来てもらった人にCMなんかしないですよ、どこも。 八百屋さんに人参買いに来た人にですね、人参についての宣伝はしないですよ。 そこのマーケット自体が分かってない。 マーケティング自体分かってないって事なんで、そういう不動産屋さんは止めた方がいいと思います。 今日はですね、電話をして頂いて「はい、○○不動産。○○フェアー開催中の○○不動産です。」という会社はお断りした方がいいという事についてお話させて頂きました。


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