第124回 仲介手数料について

マンション売却アドバイザー田中徹也

第124回 仲介手数料について

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 それでは今日は仲介手数料、不動産屋さんに支払う仲介手数料についてお話をしていきたいと思います。 この仲介手数料なんですけども、不動産屋さんが皆様の家の売買の仲介業務、お手伝いをしてくれる事の対価として支払うものです。 まずその金額なんですけども、売買代金の3%+6万円、あとこれの消費税ですね。 ですから、簡易計算方法で言いますと、 売買価格×3.15%+63000円 これではじき出すのが税込の仲介手数料の価格です。 ただですね、価格が600万、400万円以下の場合は計算方法が変わってきますので、ちょっと違うんですけども、あまりそういう小さな物件ないでしょうから、住宅の場合は大体1千万円前後ということ考えればですね、3.15%+63000円をして頂ければ仲介手数料の金額が出てくると思います。 そしてですね、この仲介手数料なんですけども一応この決まってる金額3.15%+63000円というのは上限規定です。 不動産屋さんがもらうことのできる上限規定となっています。 ですから、これより安い分に関しては問題ないですけども、これ以上高く不動産屋さんが請求する事はしてはいけません。 例えばですけども、売主さんのお願いをして、売主さんからお願をして新聞広告を出した。 その場合の費用については事前にちゃんと話をしとかなくちゃいけませんけども、仲介手数料以外に広告費かかった分だけ下さいよって事はですね、もちろん事前の話でOKがとれてればですね、それはもらってもいいし、売主さんも支払わなくちゃいけないってお金になってますけども、単純に仲介手数料という部分に関して言えばですね、3.15%+63000円を上限として頂くという形になります。 ちなみにですけども、この仲介手数料の支払方法これ2種類あります。 1つが全ての取引が終わった決済の時に支払う。 これがですね、実は大原則です。 全ての取引が終わった後に不動産屋さんに仲介手数料を全額を一括で支払う。 これが大原則です。 しかしですね、各都道府県の指導によりまして、仲介手数料は契約時に半金、決済時半金もらってもいいよという指導がありますので、ほとんどの不動産屋さんは契約時に半金、決済時に半金という形でもらう事が多いと思います。 ただですね、これは指導であって原則は一括支払いって事になってますので、もしですね皆様の中でですね資金計画上、仲介手数料でも結構大きなお金ですからそれはもうまとめて決済時に払いたいって事であればですね、それを不動産屋さんに申し伝えることでですね決済時に一括で支払えると思いますので、そういう事も覚えておいて頂きたいと思います。 今日はですね、仲介手数料についてお話させて頂きました。


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