買い替えの住宅ローン問題

マンション売却アドバイザー田中徹也

買い替えの住宅ローン問題

2010-12-12

マンションを買い替える場合に、住宅ローンは大きなポイントです。
3000万円までしか借りられる信用の無い人が買い替えをする。
売るほうのマンションの残債務が1,500万円。
買うほうのマンションが2000万円。
この場合、その人の信用として500万円足りません。
原則的に住宅ローンは一人1つまで。
なぜなら一人の人間に自宅は1つが原則なのです。
よって、例外的に2つ目の住宅ローンを借りられたとしてもこのように信用で2つ目のローンが借りられない場合はあるのです。

売っても住宅ローンを返しきれない場合

「じゃあ、今のマンションを売ればいい」とお考えになるかも知れません。
しかし、ここが難しい。
今の世の中、不動産の下落は住宅ローンの元本に減り具合とは違います。
2000万円で買ったマンション、35年ローンで7年返済してもまだ1600万円程度ローンは残ります。
そして7年の中古で1600万円で売れればいいですが、物件によっては1200万円がいいところ、という場合もあるのです。
そうなると、売っても400万円足らないということになります。
この場合、金融機関によっては「足らない分は買うほうの物件のローンに上乗せしましょう」という解決方法を提案してくれる場合もあります。
しかし、その人の信用によっては難しいということもあります。
マンションの買い替えの場合は、住宅ローンの問題が一番のポイントです。
まずは、今ローンを借りている金融機関に相談してみることをオススメします。
分かりにくい場合は、マンション売却の専門家の意見をまず聞いてみることもいいですね。



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