売るときは空き家にしたほうがいいのか？

■ポッドキャスト（音声）で聞く⇒《音声再生ページ》

今日頂きましたご質問は「家を売る時は空き家にした方がいいのですか？」という事について、東京都の山本さんからご質問頂きました。
ありがとうございます。

まずこの空き家にして売った方がいいのかという事なんですけども、これに関してはもう一長一短だと思いますね。

例えば、空き家にするという事はですね、一旦どっかに住んでる方は移動しなくてはいけない。
となると賃貸のマンションに入るとかですね、まずこういった費用がかかるという事が１つ問題になると思います。

空き家であったら住んでいる状態よりも高く売れるのかって事に関しては、はっきりと断言できないという部分がありますので、移動した費用の分だけ逆にお金がかかってしまったという事も十分あり得る訳ですね。

ですから、空き家の方が売れやすいのは売れやすいので、もしかして移動した先でお金がかからずですね、ちょっとの間いれる所、例えばご実家がある場合はご実家に１回出て、それで売るという方法ができるのであればですね、空き家にして売る事はいいかと思います。

ただですね、空き家にすると住んでいる時よりも家の汚れが目立ちます。
これはですね、住んでいるといろんな物を置いているじゃないですか。
この物の裏っかわとかって言うのは、やっぱり日に当たったりですね。

煙草吸ってる方は煙草の煙もあまりいきませんので、比較的綺麗な訳ですよ。

ですから、逆に荷物をどける事で普段表に出てるとこと出ていない所の差が見えてですね、逆に部屋が汚れて見えるという可能性はあります。

そういった意味ではですね、見に来た方が「わあー、何か汚れてるなあ」っていう風に感じる事でちょっと気持ち的にどうかなっていう部分は正直ありますので、綺麗に使われてるお家だったらいんですけども、もうかなり使い込んで汚れているという言い方がいいのか悪いのか分かりませんけども、汚れてるお家であれば逆に住んでいる状態でキチッと整理をして住んでる所を見てもらう方が逆に気持ち的にはいいかもしれませんよね。

物をどけたけどグチャグチャだったら逆にそののけない方が良かったって事もありますので、その空き家に必ずしもすればいいかっていう事でもないと思います。

あとですけども、住みながら売るとなった場合は、やはり内覧に来た時に必ず立会をしなければいけませんので、不動産屋さんと常に連絡のとれる電話番号を教えておく。

そしてですね、買主さんが見に行きたいというタイミングには必ず駆けつけて立ち会う事ができるって事が前提になります。

これができないのであればですね、なかなか住みながら売るって事は難しいですから、必ずですね空き家にしてしまうのか、それか居住中でもいいから常に不動産屋さんと連絡がとれてすぐに見せれる状態にするのか、これが大事だと思います。

今日はですね、家を売る時は空き家にした方がいいのかという事についてご質問を頂きました。

回答としましては、空き家にするべく引越した先にお金がかからないのであればいってもいいですよと。

但し、家がとても汚れてる状態だったら逆に空き家にする事によって汚れて見える可能性がありますから、その辺りはですね自分の使ってきた家の状態を見て考えて頂きたいと思います。