第150回 分かりやすく契約書を読む



第150回 分かりやすく契約書を読む

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 昨日からですね売買契約書についてお話を進めています。 売買契約書なんですけども、一体全体どんな事が書いてるのか? これをですね、一条ずつ条文を読んでいくと非常に難しいんですが、ストーリーとして話すると非常にまあ分かりやすいと思いますので、今日はそういった話をしていきたいと思います。 難しい難しいと思われがちの売買契約書ですけども、A4の所謂普通のタイプで打ったような形でもせいぜい住宅、マンションの場合は3枚ぐらいしかありません。 もちろん物件の表示とかですね決印押印とかは別なんですけども、条文だけではですね3ページ程しかないんですよ。 で、どういった事が書かれているかと言うと、今からちょっとお話ストーリー風にお話しますので、聞いて頂きたいと思います。 売主さんはこのマンションをこの金額で買主さんに売りますよ。 そして売る面積はこんだけですよ。 契約する時のその証拠として手付金としてこんだけ下さいね。 そして、このマンションの横の家との境界を買主さんに売主さんは説明して下さいね。 売買代金なんですけどもいつ頃、どんだけ、どういう形で現金なのか、小切手なのか、どういう風に払うか教えてくれませんか? 決めてくれませんか? その時に所有権の移転も一緒にしますか? その時に引き渡しもしますね。 ちなみにこの所有権移転のお金なんですけども、売主側に負担する分もありますけども、所有権を移転するのは買主さんなので買主さんに負担して下さいね。 この部屋についているこの設備は買主さんに引き渡しますね。 あとですね、この部屋に付いている買主さんが買った時に将来困るような権利は全部売主さんで消しておきますから。 あと、この契約書なんですけども印紙が必要なので、これはお互いに半分こしましょうね。 ただ、固定資産税に関しては引き渡しの時点で、引き渡しの日で計算して清算して下さい。 あと、先程頂いた手付金の事なんですけども、今から1週間以内であればこの手付金を利用して契約を解除する事も可能ですよね。 もし、この物件が引き渡し前に火事とかになったら、どういう風に直すか決めておきましょう。 また、この契約で契約違反になったら、どういう風に清算するかも決めときましょうね。 あと、買主さんなんですけども、買主さんは住宅ローン使うんですが、もしこの住宅ローンが通らなかったら、そうですね、日付は今から3週間後までにちゃんと決めますので、それまでに決まらなかったらこの契約はもう無しという事にしてもらえますか? ちなみにですけども、引き渡しが終わった後、2ヶ月以内にあちこち修理が出たら、この設備の修理だったらそれはもう売主さん直して下さいね。 まあ、その他に関してはお互い話し合いをしてですね、ちゃんと紳士的に解決しましょう. という事が書かれているのが売買契約書です。 参考になりましたでしょうか? このようにですね売買契約書って平たく読むとこういう感じですので、苦手意識だけは持たないで頂きたい。 これは昨日もお話した事ですけども、大事な事なのでそういう気持ちでですね取組んで頂きたいと思います。


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