査定の話の前に知っておいて欲しいレインズのこと



査定の話の前に知っておいて欲しいレインズのこと

2008-11-05

現在不動産業界は、ある情報技術を中心として不動産の情報が流通しています。
その情報技術の名前は「レインズ」と言います。

まず最初にレインズとはなにか?について説明します。

レインズとは、real estate information network systemの頭文字をとったものです。
全国四つの公益法人によって運営されている不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムです。
不動産業界が大同団結し、不動産の購入・売却を考えている全国の業者・顧客に、安心できる情報を提供することを目的として、1990年に作られました。
すこし前はFAXでの情報提供が中心であったレインズですが、現在はインターネットという媒体を通して不動産業界の流通の中核を担ってます。
そしてほとんどの不動産屋さんがレインズに参加しています。
個人の住宅の仲介を行う不動産屋さんであればほぼ100%の不動産屋さんが加入していると言えるでしょう。
 
インターネット上の物件情報といえばYahoo等のポータルサイトで提供される物件情報をはじめ、各不動産屋さんのホームページ、またアットホームのような物件情報に特化したホームページなどいろいろあります。
同じ物件情報を提供するレインズですが、他のホームページとは大きく違うところがあります。
それは「不動産業者としてレインズに加入しなければ物件情報が見ることができない」という点です。

不動産屋さんしか見ることの出来ないのがレインズ

最近ではお客さんからも
「不動産屋さんしか見られないホームページがあると聞いたのですが・・・」と聞かれることもあります。このレインズがまさにそのホームページです。
マンションの売却を依頼された不動産屋さんは、レインズに物件情報を登録。

すると翌日、翌々日にはレインズに加入している不動産屋さんのもとに「新着物件」として情報が届きます。
それを見た他の不動産屋さんは、自分のお客さんにその新着物件が合いそうであれば売りに出した不動産屋さんから物件の資料を取り寄せます。
 
そして取り寄せた物件情報を自社のお客様に提供します。
また店頭・電話で「こんな家を探している」と依頼を受けた不動産屋さんは、
お客様の希望に該当する物件がレインズに登録されていないか検索します。
自社に直接売主さんから依頼されている物件で、依頼者にぴったり合うものがあればいいですが、まずない。そこでレインズにアクセスして物件を探すのです。

お客様の希望に該当する物件があれば、売却を依頼されている不動産屋さんに連絡して物件の問い合わせをしたあとお客様に紹介します。
またチラシやホームページに掲載すると反応が高そうな物件であれば、レインズで情報を見た「売却を依頼した以外の不動産屋さん」のチラシやホームページ、店頭での掲示に物件を掲載することもあります。
このことから分かるように、レインズが不動産業界のスタンダードとして流通の中心にあります。
「レインズに登録することで、ほとんどの不動産屋さんと情報が共有できる」のです。



コメントを残す

*

PAGE TOP

社長ブログ
株式会社ユービーエル会社概要



株式会社ユービーエル

〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23
三宮ベンチャービル
TEL:078-231-1866
FAX:078-252-2378




MENU

CONTACT
HOME