ハワイでローンの使える物件、使えない物件

ハワイでローンの使える物件、使えない物件

ハワイの不動産を買うときに、ローンを使いたい。
ローンで買おうとイメージしてたけど、ハワイの不動産のなかにローンがつかない物件もあります。

ローンが使えないハワイの不動産

ハワイの不動産を買うときに、ローンを使うことが可能です。
それは日本人であっても借りることができます。

日本でマンションを買うみたいに物件価格の100%ローンがつくとかではなく、頭金も30%必要ですし、金利も5%前後と決して低くはありません。

でも、まとまった現金がない人であればローンを使いハワイの不動産を買うという選択肢になります。
しかし、物件によってはローンが使えないこともあります。
一体どんな物件がローンが使えないのでしょう?

フルキッチンが無い不動産はローンが使えない

1つのポイントとしてフルキッチンがあるかどうかです。
フルキッチンとはどういうものかというと、フルサイズの冷蔵庫、フルサイズのオーブンレンジ、流し台がちゃんとあるキッチンです。

このフルキッチンが無い物件であれば、ローンがつきません。

例をあげると、アラモアナセンターに隣接するアラモアナホテル。
実はここもコンドテルとして売られています。

コンドテルとは、コンドミニアムなのですがホテルにオペレーションをお願いすることで、自分が使わないときはホテルとして貸し出すシステムです。

立地もふくめ魅力的な物件ですが、フルキッチンがないのでローンが使えない物件となります。

借地権の物件でもローンが組める

ハワイの不動産にはコンドミニアムの場合、土地の権利が所有権のものと借地権のものがあります。

物件資料にFSとかLHとあります。
FSは(Fee Simple)、すなわち土地の権利が所有権です。
もう一つのLHが(Lease Hold)となっており、これが借地権です。

日本のマンションの場合、中古物件で土地の権利が借地権の物件はローンがほとんどつきません。
よって、借地の物件を買う場合はほとんどが「現金で買う」という選択肢しかありません。

しかし、ハワイの場合はもともと借地物件が多かったこともあり、中古のLH物件でもローンがつきます。
ただし、ローンの期間については借地権の残存期間から5年を引いた期間となります。

分かりやすくいうと、借地権の残存期間が30年だとすれば、5年を引いて25年のローンが組めるとなります。

ただ、将来売るときに今度の買主もおなじ計算でローン期間が組めるとなると、長期保有は売れにくくなる要因となりそうですね。

まとめ

このように、ハワイの不動産でローンがつく物件とつかない物件は少し日本のモノとは違います。
そういう意味では、ローンで買うか、キャッシュで買うかにより、そもそもの物件探しのスタートが違うということです。

参考記事

以下の記事も一緒に読んでいただくとお役に立てます。

ハワイの不動産で借地物件は注意!

そもそもハワイの不動産を日本人が買えるのか?


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