契約して引渡し直前に買うのを躊躇したお客さんの話



契約して引渡し直前に買うのを躊躇したお客さんの話

2009-03-31

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先日頂きまして電話相談での質問これについてですね回答したんですけども、この時に頂いた質問がですね非常にこう今の時流に合ってるという事でですね今日はこれを話したいと思います。

この方はですね、マンションを買おうという事でもう既に契約をしていました。
そしてですね、住宅ローンも取り付けていて、実はもう明日取引なんですよという方だったですね。

ただこういった今の不動産市況の不安定さ、値段が下がる事が前提になるという事で実は買う事を今の段階になって急に不安になってるんだって事だったんですね。
で、これについてなんですけども当然ですね契約をしている。住宅ローンも通っている。
じゃあ今日取引だ、明日取引だという段階で、やめるという事はこれ出来る訳ですね。

ただですね、これ出来るとしてもここまで契約が成立していますと、実際にこれをやめるとなれば当然ですね売主側は買主側の都合って事になりますので、損害賠償がかかってくる訳ですね。
大体住宅の場合は1割ぐらいの損害賠償がかかってきます。

この方はですねちょうど手付金を1割ぐらい入れてましたし、違約金の額も1割という事で、もしここまできて明日取引の段階でやめてしまえば当然ですね10%の違約金が取られる訳ですね。
となりますと、例えば3000万円の家であればこれを契約をやめようとすれば300万円の違約金を払わなくちゃいけない。

もうひとつの方法は、これをとりあえず買ってしまって値段が1割下がっても3000万円から2700万円になるという事で、結局買って1割下がってもここでやめて1割下がっても両方考えてもそこは一緒なんですね。

ですから、もうこのギリギリの段階になって契約をやめるからと言って、この契約をやめてしまえば当然1割分の違約金を払わなくちゃいけない。
やめなくても買って1割もし下がったとしても、それとトントンの数字になってくるという事だったんですよ。

「300万円の違約金かかってきますよ」って話、私もしたんですね。
ただ後はですね、この方がその家をどんだけ欲しいかって事なんですよ。
ですから、その方はですね「じゃあ、それだったら買いますよ」って事で買ったんですけども、こういったですね、もうほんとにギリギリになって自分の判断が正しかったのかどうか悩む事って多いんですね。

そういった意味でもですね、やはり家を買う、これは売る事も一緒なんですけども、早め早めにですね自分の判断が正しいのか。
またはですね、そういう方向に動いていっていいのかをですね、早め早めに考えて、そしてですね適切な行動していく。これがやっぱり大事だという事なんですよ。

ですからですね、今日ちょっと皆様に言いたかった事はですね、不動産売買というのは非常に大きなお金が動くと。ですから、前もって早い段階で自分の判断について適切かどうかの指示を仰いでいく。
こういった事をですね不動産屋さんとかですね不動産売買に優れた人に情報をもらう。

または相談して話を聞いてもらうって事が大事だという事を今日はお話としてさせて頂きました。



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